映画「うまれる」をみて
前から 気になっていたので
沖縄で上映されるときいて
早速いってきました
200組の中から 監督・プロデューサーが
実際に会ってきめた4組の夫婦のドキュメンタリーで
妻は実母に愛されず虐待をうけ、 母親の子への愛情を感じたくて、確かめたくて助産師になる
夫は 不仲な両親のもとで、父親と遊んだ記憶もなく
結婚はしない 子どももいらないといっていた
この夫婦に 子が授かる・・・
出産予定日にわが子を死産した夫婦
重い障害をもって生まれてくるとわかっていたが
出産を選択した夫婦
長い不妊治療のあと
授からないことを受け入れた夫婦
命、生まれる、生きるなど
私の予想をかなり上回り、
映画が放つメッセージは大きかった
4組の夫婦の話だけでなく、
その親、兄弟、助産師、医療関係のかた・・・
夫婦をとりまく人々のかかわりあいなど
映画を見ながら、私と夫、私と子ども、私と親、
お世話になった助産師さんや医師、
友人たち、職場などなど・・・
いろんな事がオーバーラップしてきた。
私が印象にのこった言葉は
「おなかにいる時から
もうこの世にうまれている」
おなかに宿った時点でもうかかわっている
コミュニーケーションがはじまっている
ってことなんだなと・・・
そして
「あなたはあなたでいいんだよ」
って言葉
見終わって 気分がどんよりする
とか考え込んでしまうとかではなく
うまくいえないけど
明るい気持ち
暖かい気持ち
尊さ
愛があふれる感じ・・・
見る人によって、
同じ映画をみても
受け取るメッセージは
それぞれ違うと思います。
なにかピンと来た人は
ぜひ ご覧になってください。
桜坂劇場で6月3日まで上映されるそうです。
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